Eva's Diary・・・徒然なるままに気ままに書いております。しばらく更新が途絶えることもあれば、一気に書きまくる事もあります。超マイペース・ブログですが宜しかったらお読みください。コメントには忘れない限りはお返事させていただいておりますm(_ _)m
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中国には様々な“花茶”があります。
ジャスミンティーもその一つ…要するにお花を使ったお茶なんです。
このお茶は、先に『お茶と珈琲の話…その1』で書いたラプサンと違い、とても良い香りがするものが多いと思います。
私は良い香りの物にしか出会ったことはありません。
そしてそんな中には“工芸茶”と呼ばれる、とても凝った作りのお茶があります。
それは茶葉が開く様子さえも鑑賞して楽しめるように趣向を凝らしたお茶なのです。
今回のタイトルの「仙桃千日紅」は正しく工芸茶です。
『中国茶器のチンシャン』というお店から入手いたしましたお茶なのですが、このネット・ショップは常時300点以上のオリジナル商品に加え、ネット限定商品・アウトレットなども販売されています。
お茶だけではなく、茶器も取り扱っていて、特に、中国・宜興(ぎこう)製の茶壷(ちゃふう:中国茶用の急須)は、上質な天然土(紫砂泥:しさでい)と水だけを使用し、熟練の現地職人の技によって造られ、世界中のセレブにもコレクターが多数存在している赴き深いアイテムです。
(チンシャンで販売している素焼き陶器の茶壷はすべて宜興製の手作りです)
中国茶各種においては、2003年よりトレイサビリティーの強化に取り組んでいます。
生産国と日本の安全基準はもちろん、チンシャン独自で設定した更に厳しい安全基準もクリアしたお茶の中でも、より美味しいものだけを販売しています。(茶葉への香り付けに使用しただけの花の安全性まで検査しています)
だから安心して飲めるというわけです。
私の中の安全基準…自分で検査したりは出来ないので、基本的に中国茶は信頼できるお店から入手した物と、現地で現地の人向けに販売されている物しか飲みません。
さて話を戻して『仙桃千日紅』
このお茶は、福建省産の緑茶と雲南産の千日紅の花で作られた工芸茶で、まるで手まりのような外観の可愛らしい茶葉です。
お湯を含むと茶葉の間から鮮やかな紅色の花が現れます。
こんなお茶を飲む際にはどうしてもガラスポットが理想的なわけです。
茶葉が開く様子を見るには普通のポットでは蓋を開けたままにしないと見えませんから。
その茶葉が開く様はまるでお花が開花するようです。
しかし今回はちょっと失敗(^^;
肉眼では私の所持しているガラスポットでも綺麗に見えたのですが、写真が上手く撮れない!(>_<)
で、結局蓋を開けて上から撮りました(^^;
まるでお花みたいでしょ?!(っていうかお花だし(^^*)
さて香りはとても上品で、きつ過ぎもせず丁度良い強さの香りがポットから漂ってきました。
そしてお味も凄く上品でキツさのない煎茶のようなスッキリ感と、丸みと甘みさえも感じるとても美味しいお茶でした。
正直言ってこれだったら小さなカップでなく、大きなカップでがぶがぶ飲める!と。
でもやっぱりお上品に飲まなくちゃ合わないかな!?
中央のピンクがとても可愛らしいお茶でした。
中国茶初心者の方にもお勧めです(^^*
私はこのお茶を夜就寝前のひと時に楽しみました。
じっくり花開く様子を楽しむには、ゆったりとしたい時、時間に余裕のあるときが最適と思います。
普通のお茶以上に作る手間も大変な物ですので、お茶を飲む時にもやはり時間をかけて楽しみたいですね(^^*
心惹かれる方はこちらからどうぞ
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中国には様々な“花茶”があります。
ジャスミンティーもその一つ…要するにお花を使ったお茶なんです。
このお茶は、先に『お茶と珈琲の話…その1』で書いたラプサンと違い、とても良い香りがするものが多いと思います。
私は良い香りの物にしか出会ったことはありません。
そしてそんな中には“工芸茶”と呼ばれる、とても凝った作りのお茶があります。
それは茶葉が開く様子さえも鑑賞して楽しめるように趣向を凝らしたお茶なのです。
今回のタイトルの「仙桃千日紅」は正しく工芸茶です。
『中国茶器のチンシャン』というお店から入手いたしましたお茶なのですが、このネット・ショップは常時300点以上のオリジナル商品に加え、ネット限定商品・アウトレットなども販売されています。
お茶だけではなく、茶器も取り扱っていて、特に、中国・宜興(ぎこう)製の茶壷(ちゃふう:中国茶用の急須)は、上質な天然土(紫砂泥:しさでい)と水だけを使用し、熟練の現地職人の技によって造られ、世界中のセレブにもコレクターが多数存在している赴き深いアイテムです。
(チンシャンで販売している素焼き陶器の茶壷はすべて宜興製の手作りです)
中国茶各種においては、2003年よりトレイサビリティーの強化に取り組んでいます。
生産国と日本の安全基準はもちろん、チンシャン独自で設定した更に厳しい安全基準もクリアしたお茶の中でも、より美味しいものだけを販売しています。(茶葉への香り付けに使用しただけの花の安全性まで検査しています)
だから安心して飲めるというわけです。
私の中の安全基準…自分で検査したりは出来ないので、基本的に中国茶は信頼できるお店から入手した物と、現地で現地の人向けに販売されている物しか飲みません。
さて話を戻して『仙桃千日紅』
このお茶は、福建省産の緑茶と雲南産の千日紅の花で作られた工芸茶で、まるで手まりのような外観の可愛らしい茶葉です。
お湯を含むと茶葉の間から鮮やかな紅色の花が現れます。
こんなお茶を飲む際にはどうしてもガラスポットが理想的なわけです。
茶葉が開く様子を見るには普通のポットでは蓋を開けたままにしないと見えませんから。
その茶葉が開く様はまるでお花が開花するようです。
しかし今回はちょっと失敗(^^;
肉眼では私の所持しているガラスポットでも綺麗に見えたのですが、写真が上手く撮れない!(>_<)
で、結局蓋を開けて上から撮りました(^^;
まるでお花みたいでしょ?!(っていうかお花だし(^^*)
さて香りはとても上品で、きつ過ぎもせず丁度良い強さの香りがポットから漂ってきました。
そしてお味も凄く上品でキツさのない煎茶のようなスッキリ感と、丸みと甘みさえも感じるとても美味しいお茶でした。
正直言ってこれだったら小さなカップでなく、大きなカップでがぶがぶ飲める!と。
でもやっぱりお上品に飲まなくちゃ合わないかな!?
中央のピンクがとても可愛らしいお茶でした。
中国茶初心者の方にもお勧めです(^^*
私はこのお茶を夜就寝前のひと時に楽しみました。
じっくり花開く様子を楽しむには、ゆったりとしたい時、時間に余裕のあるときが最適と思います。
普通のお茶以上に作る手間も大変な物ですので、お茶を飲む時にもやはり時間をかけて楽しみたいですね(^^*
心惹かれる方はこちらからどうぞ
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元々紅茶は大好きで、お気に入りの紅茶屋さんが中国茶も扱っていた事から中国茶も飲むようになり、更に最近珈琲ミルを入手した事から珈琲にもはまりまして、自分が飲んだお茶や珈琲のデータをまとめておきたいなぁ~と思うようになりました。
アンティークなどの洋食器…しかもC&Sをメインに集めていたら、やはり使ってみたいと思うもので、それも影響しております。
というわけで?!お茶と珈琲の話の始まりです。
私はお茶にも珈琲にも詳しくはありません、念の為、中国茶に至っては本当にわかりません。
思ったこと、知った事だけを書き綴りたいと思います。
今回は中国茶
中国茶にも日本茶同様に色々な種類があります。
単純に一般的に知られている物でもプーアール茶、ウーロン茶、ジャスミンティーがあります。
ウーロン茶は“青茶”とも言われるようです。
そして、お茶によっても茶器も変わるのでしょうが、中国茶用の茶器にはとても可愛いサイズの物があります。
写真は私が中国茶を飲む際に使っている物の一例です。
左手前の白地に青いポットとお猪口のようなカップは完全に中国茶用の物です。
右奥のポットは一応中国茶用ですが、イギリスのウェッジウッド社製ですので、はたして本当に中国茶に向いているかはわかりません。
右手前は同じくウェッジウッドのアップル・ドアのボンド・シェイプのカップです。
ボンドシェイプは本来デミタス珈琲用なのですが、私はストロング珈琲でもこんな小さなカップでは飲まないので、中国茶を飲む時に利用しています。
左奥は普通のガラスのティーポットです。
これが何に役立つのかはまた後ほど…。
中国茶を飲むようになったきっかけの一つはお気に入りの紅茶屋さんと、愛読書のアガサ・クリスティーです。
アガサ・クリスティーはイギリスの作家なのですが、ビクトリアン時代のイギリス人は本当によく紅茶を飲んだ事と思います。
紅茶には大きく分けてインド系と中国系とあるのですが、中国系の紅茶は、ともすれば紅茶というより中国茶???だったりします。
紅茶と中国茶とでは味も違いますが、香りがまるで違うんですよ。
中国茶は独特…。
そしてアガサ・クリスティーの小説の中に「ラプサン・スーチョン」というお茶が紅茶として?出てきたのですが、これをお気に入りの紅茶屋さんで見つけたことがきっかけでした。
紅茶と思い込んだ私は早速買ってきました。
お店でも独特と注意されていたのですが、いざ飲もうとして…苦笑しました(^^;
臭いんです…凄~く(--;
そして思ったのは、これを昔のイギリス人は普通に大きなカップで飲んで美味しいと思っていたのか???何か間違っていないか???ということでした。
数日後、お気に入りのお茶屋さん(こちらは日本茶メインのお店)で中国茶器を発見しました。
それが写真左の白地に青い茶器。
手頃な価格だったので、早速購入し、これで再びラプサンに挑戦しました。
薄く出してみたり、濃く出してみたり、色々試しました。
薄く出すと&匂いに慣れると案外美味しい!
これが私の中国茶の始まりでした。
その後色々な機会がありまして、もっと様々な中国茶にも出会い、中国茶にもはまっていきました。
アンティークなどの洋食器…しかもC&Sをメインに集めていたら、やはり使ってみたいと思うもので、それも影響しております。
というわけで?!お茶と珈琲の話の始まりです。
私はお茶にも珈琲にも詳しくはありません、念の為、中国茶に至っては本当にわかりません。
思ったこと、知った事だけを書き綴りたいと思います。
今回は中国茶
中国茶にも日本茶同様に色々な種類があります。
単純に一般的に知られている物でもプーアール茶、ウーロン茶、ジャスミンティーがあります。
ウーロン茶は“青茶”とも言われるようです。
そして、お茶によっても茶器も変わるのでしょうが、中国茶用の茶器にはとても可愛いサイズの物があります。
写真は私が中国茶を飲む際に使っている物の一例です。
左手前の白地に青いポットとお猪口のようなカップは完全に中国茶用の物です。
右奥のポットは一応中国茶用ですが、イギリスのウェッジウッド社製ですので、はたして本当に中国茶に向いているかはわかりません。
右手前は同じくウェッジウッドのアップル・ドアのボンド・シェイプのカップです。
ボンドシェイプは本来デミタス珈琲用なのですが、私はストロング珈琲でもこんな小さなカップでは飲まないので、中国茶を飲む時に利用しています。
左奥は普通のガラスのティーポットです。
これが何に役立つのかはまた後ほど…。
中国茶を飲むようになったきっかけの一つはお気に入りの紅茶屋さんと、愛読書のアガサ・クリスティーです。
アガサ・クリスティーはイギリスの作家なのですが、ビクトリアン時代のイギリス人は本当によく紅茶を飲んだ事と思います。
紅茶には大きく分けてインド系と中国系とあるのですが、中国系の紅茶は、ともすれば紅茶というより中国茶???だったりします。
紅茶と中国茶とでは味も違いますが、香りがまるで違うんですよ。
中国茶は独特…。
そしてアガサ・クリスティーの小説の中に「ラプサン・スーチョン」というお茶が紅茶として?出てきたのですが、これをお気に入りの紅茶屋さんで見つけたことがきっかけでした。
紅茶と思い込んだ私は早速買ってきました。
お店でも独特と注意されていたのですが、いざ飲もうとして…苦笑しました(^^;
臭いんです…凄~く(--;
そして思ったのは、これを昔のイギリス人は普通に大きなカップで飲んで美味しいと思っていたのか???何か間違っていないか???ということでした。
数日後、お気に入りのお茶屋さん(こちらは日本茶メインのお店)で中国茶器を発見しました。
それが写真左の白地に青い茶器。
手頃な価格だったので、早速購入し、これで再びラプサンに挑戦しました。
薄く出してみたり、濃く出してみたり、色々試しました。
薄く出すと&匂いに慣れると案外美味しい!
これが私の中国茶の始まりでした。
その後色々な機会がありまして、もっと様々な中国茶にも出会い、中国茶にもはまっていきました。
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『A LONG WAY HOME』
このお話を初めて見たのは実は私がまだ中学生の頃でした。
当時我が家にはテレビは1台しかなく、しかもそのテレビは居間兼両親の寝室でした。
確か新聞のテレビ欄の予告でこの映画を知り、どうしても観たかったので親に頼み込みました。
何と深夜放送だったんです。
感動の実話という事だったので親も暗い中で静かに観ているならという事で許可してもらいました。
でも何故にそうまでして観たいと思ったのかは覚えていません。
さてこの映画…私が観たのは下記の物です。
製作 リンダ・オットー
監督 ロバート・マーコウィッツ
脚本 デニス・ネメック
出演 ティモシーハットン/ウィル・ウィーントン/ブレンダ・バッカロ/ロザンナ・アークェット
この映画は後にジム・キャリー主演でリメイクされているんです。
ジム・キャリーのヴァージョンは観ていません。
そしてこの原作本がどうしても欲しくて…でも当時の私にはそんなお金は無く、我慢しました。
そして高校生になり、買うお金もあり、買おうとした時には絶版になってしまっていました。
しかし近年中古の本が古本屋だけでなくネットでも買えるようになり、ついに手にしたんです!
それで昔を思い出しつつ読みました。
ここから先はネタバレありです。
廃屋同然の空き家に、実の親に捨てられた3人兄弟がいました。
11歳のドナルドと、弟のデビッド、末っ子で妹のキャロライン。
ドナルドは悪い事とはわかっていながらも、弟と妹を守るために必死で早朝に配達される牛乳や、お店からポテト・チップスなどを盗んでいました。
しかしいつまでも掴まらないわけが無く…。
ある日ついに警察に捕まってしまいました。
でもまだ幼い子供であり、親に捨てられた子達であり、窃盗は不問になり、施設へ入れられました。
そして…弟と妹は別々に、無理やり引き離されて里子へ出されてしまいました。
兄はもう小学校という年齢で、可愛いと言う年齢でもなく、あまり引き取り手が無い上にたらい回しにされる結果になりました。
それでも最後に引き取ってくれた夫婦は本当に良い人たちで。
でもドナルドは決して信じようと、懐こうとはしませんでした。
養父の誕生日には一生懸命バイトしたお金で高級な腕時計をプレゼントし。
これは養ってもらっている分、お金で返しても受け取ってもらえないので物で返していたのでした。
それに養父は傷ついてもいました。
ドナルドは必死にアルバイトをしてお金を貯めていました。
いつか弟と妹をみつけて一緒に住むためでした。
しかしそこには様々な障害がありました。
18歳にならなければ、自分の過去や弟と妹の行方を教えては貰えないのです。
そしてついに18歳になった時、それは弟と妹の養父母に拒否されてしまいました。
再び待たなければいけない日々。
それでもそれまでに養父母が新たに引き取った新しい妹が出来、喧嘩などをして距離が縮まった養父母との関係、そして妻に支えられました。
しかし!困難は再び。
妹と弟が家出をし、消息不明になってしまったのです。
ドナルドはもう二度と弟と妹に会えないと絶望的になりました。
ところが彼ら3人を引き離した施設で働いていたリリアンが再び弟と妹を探し出してくれたのです。
妹は軍へ入り、軍からの身元照会が施設へ来て居場所が突き止められました。
軍人と結婚し、妹は退役していました。
しかし!電話をくれるように軍を通し伝言を頼むも、キャロライン本人に拒否されてしまいました。
これでもう妹とは会えない…。
でも弟は偶然にも弟の養父母だった人たちの近所の人が消息を知っていて、再会を果たしました。
そんな矢先に再び妹から施設へ連絡が。
何と連絡を拒否したのはそれが自分の兄だとはわからなかったからだったのです。
引き離された時、妹はまだあまりに小さすぎました。
でも後でよくよく考え自分の兄だと気付き、慌てて連絡をしてきたのです。
そして兄弟は16年ぶりに再会を果たしました。
実はこれは実名ではない物の、アメリカで実際に起こった実話なのです。
本当に泣けるお話です。
本を入手するのは中古で無いと見付かりませんが、機会がありましたら映画を…出来たら私が観たティモシー・ハットン主演の映画を観てみて下さい。
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『A LONG WAY HOME』
このお話を初めて見たのは実は私がまだ中学生の頃でした。
当時我が家にはテレビは1台しかなく、しかもそのテレビは居間兼両親の寝室でした。
確か新聞のテレビ欄の予告でこの映画を知り、どうしても観たかったので親に頼み込みました。
何と深夜放送だったんです。
感動の実話という事だったので親も暗い中で静かに観ているならという事で許可してもらいました。
でも何故にそうまでして観たいと思ったのかは覚えていません。
さてこの映画…私が観たのは下記の物です。
製作 リンダ・オットー
監督 ロバート・マーコウィッツ
脚本 デニス・ネメック
出演 ティモシーハットン/ウィル・ウィーントン/ブレンダ・バッカロ/ロザンナ・アークェット
この映画は後にジム・キャリー主演でリメイクされているんです。
ジム・キャリーのヴァージョンは観ていません。
そしてこの原作本がどうしても欲しくて…でも当時の私にはそんなお金は無く、我慢しました。
そして高校生になり、買うお金もあり、買おうとした時には絶版になってしまっていました。
しかし近年中古の本が古本屋だけでなくネットでも買えるようになり、ついに手にしたんです!
それで昔を思い出しつつ読みました。
ここから先はネタバレありです。
廃屋同然の空き家に、実の親に捨てられた3人兄弟がいました。
11歳のドナルドと、弟のデビッド、末っ子で妹のキャロライン。
ドナルドは悪い事とはわかっていながらも、弟と妹を守るために必死で早朝に配達される牛乳や、お店からポテト・チップスなどを盗んでいました。
しかしいつまでも掴まらないわけが無く…。
ある日ついに警察に捕まってしまいました。
でもまだ幼い子供であり、親に捨てられた子達であり、窃盗は不問になり、施設へ入れられました。
そして…弟と妹は別々に、無理やり引き離されて里子へ出されてしまいました。
兄はもう小学校という年齢で、可愛いと言う年齢でもなく、あまり引き取り手が無い上にたらい回しにされる結果になりました。
それでも最後に引き取ってくれた夫婦は本当に良い人たちで。
でもドナルドは決して信じようと、懐こうとはしませんでした。
養父の誕生日には一生懸命バイトしたお金で高級な腕時計をプレゼントし。
これは養ってもらっている分、お金で返しても受け取ってもらえないので物で返していたのでした。
それに養父は傷ついてもいました。
ドナルドは必死にアルバイトをしてお金を貯めていました。
いつか弟と妹をみつけて一緒に住むためでした。
しかしそこには様々な障害がありました。
18歳にならなければ、自分の過去や弟と妹の行方を教えては貰えないのです。
そしてついに18歳になった時、それは弟と妹の養父母に拒否されてしまいました。
再び待たなければいけない日々。
それでもそれまでに養父母が新たに引き取った新しい妹が出来、喧嘩などをして距離が縮まった養父母との関係、そして妻に支えられました。
しかし!困難は再び。
妹と弟が家出をし、消息不明になってしまったのです。
ドナルドはもう二度と弟と妹に会えないと絶望的になりました。
ところが彼ら3人を引き離した施設で働いていたリリアンが再び弟と妹を探し出してくれたのです。
妹は軍へ入り、軍からの身元照会が施設へ来て居場所が突き止められました。
軍人と結婚し、妹は退役していました。
しかし!電話をくれるように軍を通し伝言を頼むも、キャロライン本人に拒否されてしまいました。
これでもう妹とは会えない…。
でも弟は偶然にも弟の養父母だった人たちの近所の人が消息を知っていて、再会を果たしました。
そんな矢先に再び妹から施設へ連絡が。
何と連絡を拒否したのはそれが自分の兄だとはわからなかったからだったのです。
引き離された時、妹はまだあまりに小さすぎました。
でも後でよくよく考え自分の兄だと気付き、慌てて連絡をしてきたのです。
そして兄弟は16年ぶりに再会を果たしました。
実はこれは実名ではない物の、アメリカで実際に起こった実話なのです。
本当に泣けるお話です。
本を入手するのは中古で無いと見付かりませんが、機会がありましたら映画を…出来たら私が観たティモシー・ハットン主演の映画を観てみて下さい。
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記事の説明
映画・DVD・ドラマ・アニメ・本などの☆印は基本的に5段階評価で私の個人的な趣味趣向で評価しております。
予告に関しては“まだ本編を観ていない物・読んでいない物”ですので3段階評価でお考えください。
稀にそれ以上の評価を付けることがあるかもしれませんが、あくまでも私の中でそれほど高評価ということです。
参考の一つになさっていただけたら幸いです。
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