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Eva's Diary・・・徒然なるままに気ままに書いております。しばらく更新が途絶えることもあれば、一気に書きまくる事もあります。超マイペース・ブログですが宜しかったらお読みください。コメントには忘れない限りはお返事させていただいておりますm(_ _)m トラックバックの際にはコメント欄よりご報告をお願い致します。無断で貼った場合には削除いたします。また、営利目的のトラックバックも禁止いたします。
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『A LONG WAY HOME』
このお話を初めて見たのは実は私がまだ中学生の頃でした。
当時我が家にはテレビは1台しかなく、しかもそのテレビは居間兼両親の寝室でした。
確か新聞のテレビ欄の予告でこの映画を知り、どうしても観たかったので親に頼み込みました。
何と深夜放送だったんです。
感動の実話という事だったので親も暗い中で静かに観ているならという事で許可してもらいました。
でも何故にそうまでして観たいと思ったのかは覚えていません。

さてこの映画…私が観たのは下記の物です。

製作 リンダ・オットー
監督 ロバート・マーコウィッツ
脚本 デニス・ネメック
出演 ティモシーハットン/ウィル・ウィーントン/ブレンダ・バッカロ/ロザンナ・アークェット

この映画は後にジム・キャリー主演でリメイクされているんです。
ジム・キャリーのヴァージョンは観ていません。

そしてこの原作本がどうしても欲しくて…でも当時の私にはそんなお金は無く、我慢しました。
そして高校生になり、買うお金もあり、買おうとした時には絶版になってしまっていました。

しかし近年中古の本が古本屋だけでなくネットでも買えるようになり、ついに手にしたんです!
それで昔を思い出しつつ読みました。

ここから先はネタバレありです。

廃屋同然の空き家に、実の親に捨てられた3人兄弟がいました。
11歳のドナルドと、弟のデビッド、末っ子で妹のキャロライン。
ドナルドは悪い事とはわかっていながらも、弟と妹を守るために必死で早朝に配達される牛乳や、お店からポテト・チップスなどを盗んでいました。

しかしいつまでも掴まらないわけが無く…。
ある日ついに警察に捕まってしまいました。
でもまだ幼い子供であり、親に捨てられた子達であり、窃盗は不問になり、施設へ入れられました。

そして…弟と妹は別々に、無理やり引き離されて里子へ出されてしまいました。
兄はもう小学校という年齢で、可愛いと言う年齢でもなく、あまり引き取り手が無い上にたらい回しにされる結果になりました。
それでも最後に引き取ってくれた夫婦は本当に良い人たちで。
でもドナルドは決して信じようと、懐こうとはしませんでした。
養父の誕生日には一生懸命バイトしたお金で高級な腕時計をプレゼントし。
これは養ってもらっている分、お金で返しても受け取ってもらえないので物で返していたのでした。
それに養父は傷ついてもいました。
ドナルドは必死にアルバイトをしてお金を貯めていました。
いつか弟と妹をみつけて一緒に住むためでした。

しかしそこには様々な障害がありました。
18歳にならなければ、自分の過去や弟と妹の行方を教えては貰えないのです。
そしてついに18歳になった時、それは弟と妹の養父母に拒否されてしまいました。
再び待たなければいけない日々。
それでもそれまでに養父母が新たに引き取った新しい妹が出来、喧嘩などをして距離が縮まった養父母との関係、そして妻に支えられました。

しかし!困難は再び。
妹と弟が家出をし、消息不明になってしまったのです。
ドナルドはもう二度と弟と妹に会えないと絶望的になりました。

ところが彼ら3人を引き離した施設で働いていたリリアンが再び弟と妹を探し出してくれたのです。
妹は軍へ入り、軍からの身元照会が施設へ来て居場所が突き止められました。
軍人と結婚し、妹は退役していました。
しかし!電話をくれるように軍を通し伝言を頼むも、キャロライン本人に拒否されてしまいました。
これでもう妹とは会えない…。
でも弟は偶然にも弟の養父母だった人たちの近所の人が消息を知っていて、再会を果たしました。
そんな矢先に再び妹から施設へ連絡が。
何と連絡を拒否したのはそれが自分の兄だとはわからなかったからだったのです。
引き離された時、妹はまだあまりに小さすぎました。
でも後でよくよく考え自分の兄だと気付き、慌てて連絡をしてきたのです。

そして兄弟は16年ぶりに再会を果たしました。

実はこれは実名ではない物の、アメリカで実際に起こった実話なのです。
本当に泣けるお話です。
本を入手するのは中古で無いと見付かりませんが、機会がありましたら映画を…出来たら私が観たティモシー・ハットン主演の映画を観てみて下さい。


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映画・DVD・ドラマ・アニメ・本などの☆印は基本的に5段階評価で私の個人的な趣味趣向で評価しております。 予告に関しては“まだ本編を観ていない物・読んでいない物”ですので3段階評価でお考えください。 稀にそれ以上の評価を付けることがあるかもしれませんが、あくまでも私の中でそれほど高評価ということです。 参考の一つになさっていただけたら幸いです。
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